金投資と金積立で資産防衛！　＜インフレに備える商品投資＞

金地金とは、純粋な金の塊であり、その品位が99.99％以上のものが一般的に流通しています。
地金の製造元はさまざまですが、日本では東京工業品取引所が定めた受け渡し共用品指定ブランドであれば、すべて純度99.99%以上の品位として定められているため、原則としてブランドによる価格差はなく、同価格で売買されます。
金地金には、製造会社名と商標・品位（999.9）が必ず刻印されています。

金地金は、貴金属商、金鉱山会社、金精錬会社、大手商社などで購入が可能です。
店頭で現金購入することも可能ですし、インターネットなどを利用した通信販売もあります。
店頭購入の際、200万円以上になる場合は、免許証や保険証などによる本人確認が必要ですので、ご注意ください。

地金のサイズは5グラムから、10, 20, 50, 100, 200, 300, 500,1000グラムまでが一般的に流通していますが、500グラム未満の地金の売買には、店頭表示価格のほかに、別途手数料がかかります。
小さなサイズの地金になればなるほど、売買時に手数料の占める割合が増え、さらに売却時には鑑定料がかかるケースもあるので、一般的に言えば、100グラム未満の地金を購入することはあまり勧められません。
小額の金を購入する場合は、通常、後で紹介する金貨（ゴールドコイン）の方が売買に有利です。

地金の販売価格は、小売店によって多少の違いがあるので、インターネットなどを利用して何社か比べてみることをお勧めします。
売買の価格差を比べて、その開きが２％程度以下なら良心的といえます。
（ただし相場が不安定なときには売買価格差が大きくなるので、あくまでも同業他社と比べてみることが必要です）