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金ETF「SPDR(スパイダー)ゴールドシェア」(取引コード:1326)

ETFとは、”exchange-traded fund”の略で、日本語では「上場投資信託」などと呼ばれます。
株式市場に上場され、株式と同じように証券取引所で取引されているファンドのことです。
株と同じように売買できるファンド(投資信託)と考えればわかりやすいでしょう。

2008年6月30日、東京証券取引所に、日本初の金ETF(上場投資信託)が上場されました。
正式名を「SPDR(スパイダー)ゴールドシェア」と言い、取引コード番号は1326です。
「SPDR(スパイダー)ゴールドシェア」は、金現物のロコ・ロンドン価格に連動することを目的としたETFで、ファンドの基準価格に相当する金塊がロンドンの金庫に収められており、金の現物による裏づけのあるETFです。
つまり、このETFを買うことにより、ロンドンの金庫に保管されている金塊の一部を間接的に保有することになるのです。

「SPDR(スパイダー)ゴールドシェア」(取引コード:1326)は、もともとニューヨーク株式市場に上場されているものがオリジナル(取引コード:GLD)で、まったく同じものを東京でも同時に上場しているため、価格がグラム単位ではなく、トロイオンス単位になっています。
一口が約1/10オンスとなっており、1口から売買できます。
例えば、金のロコ・ロンドン価格を1オンス1,000ドルと仮定し、1ドルが100円であるとするなら、1口1万円が最低取引単位となります。

この金ETFは、日本の証券会社に取引口座をお持ちの方なら、誰でも購入できます。
ただし、楽天証券などメジャーなネット証券会社なら取り扱っているのですが、大手など一部の証券会社では日本に上場する外国証券を取り扱っていないため、売買できません。
口座開設前にお問い合わせください。
取引手数料は、各証券会社ごとに定められた、株式の取引手数料と同額です。
金ETFの登場により、株式を購入するのと同じように、間接的に金地金を購入し保有することができるようになりました。

ただし、この金ETFは投資信託ですから、ほかの投資信託同様、毎年決められた信託報酬がかかります。
「SPDR(スパイダー)ゴールドシェア」(取引コード:1326)の場合は、年額にして基準価格(NAV)の約0.42%で、ファンドの資産から自動的に徴収されるため、もし金価格が1年間まったく変わらないと仮定するなら、ファンドの基準価格は1年間で0.42%下落することになります。
例えばこのETFを1000口、金塊にして100オンス分(約3.1キロ)保有し、上記の例で計算するなら、毎年約4万2千円を信託報酬として自動的に支払うことになります。
しかも、金価格が上昇すればするほど、手数料も上がっていきます。
したがって、多くの金(ゴールド)を長期間保有する場合は、金ETFを保有するよりも、金地金そのものを保有するか保護預かりしてもらう方が、コストパフォーマンスが優れていると言えます。

とは言っても、金ETFを信用口座で保有するならば、それを担保として別の商品関連株を信用で買うなど、レバレッジをかけた投資が可能となります。
また、株式と同じ口座で金(ゴールド)を所有できるのはとても便利ですし、株式の売買損益としていっしょに申告できるので、金ETFの売却利益を株式の損失で相殺できるなど、税金面で有利になることもあります。
リスクを多くしてさらなる利益を目指すタイプの投資を希望する方には、金ETF、大いに利用価値がありそうです。

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