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金先物取引の応用

前述した金先物取引で金の現受けを行う場合、金の現物を受け取らずに、金の預り証である「倉荷(くらに)証券」を受け取ることも可能です。

「倉荷証券」とは、商品を倉庫で預かっていることを証明するもので、現物の裏づけがありますから、有価証券として利用できます。
商品先物取引では、現金のほかに、株券などの有価証券を証拠金として利用することが可能で、金の「倉荷証券」を差し入れることも可能です。
金の「倉荷証券」を担保として先物で金を買えば、レバレッジをかけて金に投資することになります。
また、金鉱会社など商品関連の株券を担保にすれば、株の配当を受け取りつつ先物取引でも活用できるので、一石二鳥といえます。

ただし、金の倉荷証券には、倉庫保管料がかかり、年率で金の実勢価格の0.5%程度を徴収されます。
これはだいたい金ETFの管理手数料と似通った金額です。

リスクをとってもより大きな利益を目標に積極的な資産運用を目指す方には有効な方法ですが、リスク管理にはくれぐれもご注意ください。



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